アンコールへ続く道
今年は、横浜市内でカンボジアの遺跡であるアンコールワットに関する展示会が続けて開催されました。一つは上智大学アンコール遺跡国際調査団の活動とアンコール遺跡の紹介をした展示会で、もう一つは「プノンペン国立博物館所蔵 大アンコールワット展 -壮麗なるクメール王朝の美-」と称して、カンボジア王国の重要文化財である多くの彫像を一堂に会した貴重な展覧会でした。
アンコール・ワットは、かつてカンボジアが内戦状態であったため、近くまで行きながら訪れることの出来なかった、私にとっては神秘の遺跡でした。その後カンボジアに平和が戻り、遺跡の修復も進み、今では海外から多くの観光客もその美しく壮大な世界遺産を見ることが出来るようになりました。
上の写真は、そのアンコールから四方に伸びる街道上にあるピーマイの遺跡で現在はタイの東北部に位置しています。アンコールへまっすぐ続く道は、遺跡中央にそびえる祠の中央を貫き、再び密林の中に消えていきます。
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