2005/12/24

アンコールへ続く道

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 今年は、横浜市内でカンボジアの遺跡であるアンコールワットに関する展示会が続けて開催されました。一つは上智大学アンコール遺跡国際調査団の活動とアンコール遺跡の紹介をした展示会で、もう一つは「プノンペン国立博物館所蔵 大アンコールワット展 -壮麗なるクメール王朝の美-」と称して、カンボジア王国の重要文化財である多くの彫像を一堂に会した貴重な展覧会でした。
 アンコール・ワットは、かつてカンボジアが内戦状態であったため、近くまで行きながら訪れることの出来なかった、私にとっては神秘の遺跡でした。その後カンボジアに平和が戻り、遺跡の修復も進み、今では海外から多くの観光客もその美しく壮大な世界遺産を見ることが出来るようになりました。
 上の写真は、そのアンコールから四方に伸びる街道上にあるピーマイの遺跡で現在はタイの東北部に位置しています。アンコールへまっすぐ続く道は、遺跡中央にそびえる祠の中央を貫き、再び密林の中に消えていきます。

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2005/11/29

ロマンチックでピクチャレスクな建物

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 サンディエゴ市で最も市民に愛され、ポストカードの写真にもなる建物群は20世紀の初頭に活躍したアメリカの建築家たちが、西欧や地元の伝統的様式を解釈してデザインしたものです。しかしながら興味深いのは、これらの様式がその成立の目的から離れ、市民のための博物館や宴会場の建物のデザインとして取り入れられているところです。大学や庁舎、裁判所などの公共建築の多くがこの時代に同様な様式建築として造られました。
 左側の写真の建物は、Bertram Goodhue設計による「California Building」で、中央にそびえるタワーはサンディエゴのシンボル的存在ですが、建物自体は人類博物館として使われています。右の写真正面の左側の建物は、Wheeler Wimer設計による「Casa de Balboa」で美術館・博物館として使われています。正面右側の建物は、Carleton WinslowとRichard Requa設計による「House of Hospitality」でレストランとして運営されサンディエゴ市民に人気の宴会場として使われています。

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2005/11/26

バルボアパークのボタニカル・ビルディング

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 サンディエゴのバルボア・パークは、ニューヨークのセントラル・パークに比肩される、アメリカを代表する都市公園です。その設置と整備は19世紀後半に始まりましたが、パナマ運河開通を記念して1915年に開かれたエキスポジションを機会に、公園の中心地区に記念すべき建物群が造られました。このボタニカル・ビルディングもその時に建てられたもので、当時においては世界最大の鉄骨補強木製ラティス構造の建物でした。
 でも良く見ると、建物の外壁と屋根である木の格子の間には何も入っていないのです。雨も風もそのまま通り抜ける建物なのです。ヨーロッパなど北国のの植物園にある温室(コンサバトリー)とは異なる構造ですが、これも気候温暖な南カリフォルニアの地に建てられた建物だからでしょうか。

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2005/11/25

リゾートホテルの情景

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 ロンボク島はバリ島に比べると観光地としての開発はまだ限られていて、静かなリゾートの雰囲気を味わうことが出来ます。スンギギビーチにあるこのホテルのプールは、まさにリゾートホテルのプールの情景を醸し出していてとても素敵です。乾燥した島の気候を反映して作られる大きな水瓶が、庭のアクセントとして置かれていました。

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2005/11/24

ロンボク島の流木

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 ロンボク島は観光地として有名なインドネシアのバリ島から海峡を隔てた位置にあります。海岸に立つとお互いの島が見えるくらいの距離ですが、実はこの二つの島の間には大きな隔たりがあります。この海峡を挟んで東南アジアの動植物相が大きく異なることを発見した学者の名にちなんで、ウォーレス・ラインと名づけられた境界線がここには横たわっているからです。
 この海岸に打ち揚げられた流木はどこから流れ着いたのでしょうか。もしかしたらウォーレス・ラインを越えて流れ着き、数万年の間保たれてきたこの島の固有の生態系を壊してしまわないかしらなどと思いをめぐらせながら、美しい海を眺めていました。

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