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2006/02/02

横浜とサンディエゴ

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マリンタワー展望台から見た港町ヨコハマ

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ホテルの展望室から見たサンディエゴのウォーターフロント

横浜とサンディエゴ

 今年度のAIA(アメリカ建築家協会)大会は、横浜市の姉妹都市であるサンディエゴ市のヨットハーバーに面したコンベンション・センターで去る5月に開催されたが、現地では大宇根会長のアシスト役として幾つかの公式行事に参加する機会も得た。サンディエゴ市はアメリカ有数の港湾都市であると同時に、ラホーヤにあるカリフォルニア大学を中心にアメリカでも有数のバイオ関連企業と研究施設の集積地となりつつあり、中田宏市長もライフサイエンス関連分野を中心とした両市の経済交流を図る目的で6月に公式訪問している。市の中心にあり市民の憩いの場であるバルボア・パークには両市の姉妹都市提携を記念した日本庭園(三景園)と記念館があり、歴史協会博物館のツアーではかつてこの記念施設のプロジェクトに関わられた地元の建築家の素晴らしい日本の体験談などを聞く事ができた。横浜も人口の急増に伴う住宅地開発や港湾に面した市街地整備などを経験して変貌著しいが、サンディエゴは80年代の荒廃した中心市街地が見事に蘇り、港湾の水辺と活気ある中心市街地、郊外の研究施設や住宅地などが調和してアメリカでも住み易く人気の高い都市となっている。

 私と横浜の町の関係は、飛鳥田市政時代の港北ニュータウン・センター地区設計への参加から、最近は金沢清掃工場の計画など仕事の面でも関わることがあったが、この度横浜に事務所を構えることになると、近年の横浜の都市整備の成果を享受すると同時に海外の都市と比較して考えることも多い。デフレ時代の今でこそ、かつてアメリカで学んだ「土地も空間もただ在るだけでは価値はなく有効に使用することによって価値が生まれ、より良く活用することによってその価値を高めることができる」という教えを生かし「建て主にとっては投資に見合った資産形成が可能で、かつ社会にとっても良好な社会資産となる建築を目指して」仕事をしていきたいと考えている。

米澤正己/JIA神奈川 かもめのたより2003年秋号所収

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